車輪
国土の広〜いブラジル、南北5千キロか。
アマゾンからサンパウロまで、普通に走って1週間かかるが、中には2マンで昼夜走って3日目の朝に着くトラックもある。
田舎になれば、100キロ以上走っても何も無〜い場所もあり、途中でパンクでもしようものなら、積荷もトラックも危険に晒され、ガソリンスタンドまでも辿り着けない。
又積荷を積んで、タイヤの空気圧が減っても動きが取れない。
そこでタイヤの空気圧を一定に保つために、コンプレッサーで全タイヤに、空気を送りながら走る事が出来るシステムを備えたトラックが走っている。
更に、空荷の時には車輪を上げて、走行時の抵抗を少なくすると同時に、タイヤの磨耗・燃費の効率を考えたシステムも備えている。
国土の広い国の知恵か・・・・。
ガソリンスタンドでは、ジーゼル油やガソリンの給油だけではなく、アルコール燃料の給油もできる。
20年以上も前から、ブラジルではアルコール車も普通に走っている。
アルコールは砂糖きびから作るが、その精製過程でのコストは、ガソリンより高いかも知れないが、政府の援助もあり、一般消費者はガソリンより安く購入できる。
今後は、地球温暖化抑制の点でもアルコール燃料も、ハイブリット車と同様に研究・話題のポイントになるだろう。
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